滋賀グリーン活動ネットワーク 活動レポート
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2021.01.29活動レポート
「人と環境にやさしい交通を目指す全国大会in滋賀」実行委員会 出席
開催日:2021年1月29日(金)
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2021.01.27活動レポート
「SDGs連続講座×三方よし+α シネマ」講師協力
開催日:2021年1月27日(水) 19:00~20:30
場 所:Zoomによるオンライン開催
主 催:びわ湖東北部地域連携協議会
参加者:講師としてSGN事務局長 辻 博子
内 容:映画「スマホの真実-紛争鉱物と環境破壊とのつながり」上映の後に、講師からのミニレクチャー(活動紹介や映画の感想など)を行いました。 後半は、Zoomのグループディスカッション機能を用いて、参加者間での感想や意見交換の場も設けられました。 -
2021.01.25活動レポート
令和2年度 滋賀県環境審議会 温暖化対策部会議 出席
開催日:2021年1月25日(月)13:30~15:30
場 所:Zoom利用のオンライン会議(事務局:滋賀県危機管理センター1階会議室2)
参加者:出席委員9名
内 容:次 第
・滋賀県域からの温室効果ガス排出実態(2018年度)について
・平成元年度(2019年度)「滋賀県低炭素社会づくり推進計画」関連事業の実施状況について
・しがCO₂ネットゼロ社会づくりに向けた取組の方向性について
・その他 -
2021.01.21活動レポート
GPプラン滋賀 2020年度実践講座【後期】3(大津会場)
場 所:Zoomによるオンラインとピアザ淡海でのパブリックビューの併催
主 催:滋賀県・滋賀グリーン活動ネットワーク
参加者:78名
内 容:
・説明「グリーン入札制度について」
滋賀県 会計管理局管理課 主幹兼係長 池野 則男氏
・講演「魚からみた滋賀県の水辺環境」
滋賀県立琵琶湖博物館 主任学芸員 金尾 滋史氏
最初に、滋賀県管理課池野氏より滋賀県のグリーン購入とグリーン入札制度について説明させていただきました。
講演では、金尾氏より「魚からみた滋賀県の水辺環境」と題して、琵琶湖の成り立ちや生息している生き物の多様性、世界の他の古代湖と琵琶湖の比較などをご紹介いただきました。また、研究者・地域・行政など様々な立場を超えて連携し、近年減少しつつある琵琶湖に生息する生き物との関わりを取り戻さなければならないとお話しいただきました。
<時間の都合上、講座内で取り上げられなかったご質問について、後日金尾氏からご回答いただきました。>
Q. 琵琶湖博物館に当時小学生の息子とお伺いしたとき、絶滅危惧種(?)の イサダが給食に出てくるが、食べても大丈夫なのか?聞かれました。絶滅危惧種を食べても大丈夫なのでしょうか?
A. 絶滅危惧種の選定にあたって、いろいろと過去との比較ということをするのですが、イサザはピーク時に比べて漁獲量が10分の1以下になっていること、また近年も心配されたように湖底の貧酸素化などの要因で、絶滅危惧種になっています。一方でかつてから食用としても利用されており、おっしゃる通り、食べても良いのか?
という疑問もでてきます。イサザの場合、残り1個体とかそういう状態でなく、群れで活動をするため、まとまった個体数がいます。ですので、獲りすぎないというレベルでの賢明な利用が求められています。そういう利用の範疇では、むしろ食べてこの魚のことを知ってもらい、より守らなくてはという意識を高めてもらうことも必要であると感じています。
Q. 田んぼで産卵する習性は、琵琶湖の魚だけでなく、他の川や湖の魚にもみられることなのでしょうか?
A. 講演で紹介したフナの仲間やナマズなどは、滋賀県の場合では琵琶湖からやってくることも多いのですが、もちろん、川にすんでいるフナの仲間やナマズも田んぼにやってくることがあります。これは他府県でも同じです。このような魚も、もともとは、川や湖岸にある氾濫原というそれまで陸地で雨などの増水で冠水するような場所を産卵場所にしていました。そこをヒトが田んぼに変えて行ったのですが、魚たちにとってみると田んぼは、氾濫原と同じような環境と機能を果たした、といえます。
Q. バイカル湖に行かれた際に、金尾先生が印象に残った生物(魚)にはどのようなものがありますか?
A. 私が行ったのは6日間くらいでしたので、まだほんの片隅くらいですが、オームリというサケの仲間が、バイカル湖固有種であり、かつ市場などで生や燻製でたくさん販売されていて、とても人に近い魚なんだなということがわかり印象に残りました。琵琶湖の魚に例えるとニゴロブナみたいなもんですね。
Q. 「バイカル湖の周囲に住む人々と湖の関係」と「琵琶湖と私たちの関係」とに、違いはありますか?
A. これも、バイカル博物館の方々や他の研究者の受け売りにもなってしまうのですが、あまりにも大きな湖のため、人の影響や環境の変化も見えづらく、まだそこまで環境への危機感がないように感じました。まだ工業排水などが垂れ流しの場合もあるようですし、滋賀県ほど、湖への環境に対してなにか産官民をあげて何かを行っている、ということはありません。しかし、現地の研究者の話によると少しずつ、環境の変化は起こってきており、早く琵琶湖のように様々な対策や人々への環境を意識をもってもらわねば、と危機感を抱いておられました。
Q. 琵琶湖の生態系を守っていくために、私たちが身近で取りくめることがあれば教えてください。
A. まずは、琵琶湖のいろいろなものに興味をもつことだと思います。興味を持って、疑問を持って、自分なりに調べたり、詳しい人に聞いてみたり、そういうことをたくさんの方々がすればするほど琵琶湖への意識も様々な分野で広がるのではないでしょうか。また、安直にインターネットなどでの情報を鵜呑みにせず、実際に足を運んでみて、自分で体感をしてみるということも重要なことだと思います。
Q. どじょうのなれずしはどのような味がするのでしょうか?
A. ふなずしと異なって、蓼の葉などが入っているため、すこしツンとした香りがします。ドジョウはまるごと1匹かぶりつくような感じで、また全体は酸っぱい味でした。ふなずしのように何切れも食べるという感じではなかったです(笑) -
2021.01.21活動レポート
GPプラン滋賀 2020年度基礎研修会(大津会場)
開催日:2021年1月21日(木)
場 所:Zoomによるオンラインとピアザ淡海でのパブリックビューの併催
主 催:滋賀県・滋賀グリーン活動ネットワーク
参加者:10名
内 容:
・説明「グリーン入札制度について」
滋賀県 会計管理局管理課 主幹兼係長 池野 則男氏
・説明「グリーン購入から学ぶSDGs」
滋賀グリーン活動ネットワーク事務局 事務局 竹ヶ原 経子
前半は、県管理課池野氏より滋賀県のグリーン購入とグリーン入札制度について説明させていただきました。
後半は、SGN事務局竹ヶ原よりSDGsとグリーン購入のつながり、グリーン購入の取り組み方法や、GPプラン滋賀の具体的な手続き等について説明させていただきました。 -
2021.01.20活動レポート
生物多様性と環境・CSR研究会 企画会議
開催日:2021年1月20日(水)10:00-11:00
場 所:Zoomによるオンライン会議
参加者:13名
内 容:2月5日(金)開催の生物研主催セミナー『シリーズ「グリーンリカバリー」vol.4』についての最終確認を中心に打合せを行いました。また、次年度の研究会活動にかかる準備の呼びかけなども行いました。 -
2021.01.19活動レポート
エコ交通研究会 第16回コアメンバー会議
開催日:2021年1月19日(火)15:00~17:00
場 所:滋賀県北新館5-D会議室~SGN事務局(Zoom併催)
参加者:10名
内 容:「近江鉄道サイクルトレインお出かけ企画」など今年度の活動報告や、グリーンリカバリー・オンラインセミナーvol.5の当日までの準備事項や役割分担などについて、打合せを行いました。 -
2021.01.14活動レポート
「もったいないフェス」打合せ
場 所:大津合同庁舎6階会議室
主 催:ファブリカ村滋賀グリーン活動ネットワーク
参加者:7名
内 容:3月27日(土)、28日(日)に東近江市のファブリカ村で開催される「もったいないフェス」の打合せを行いました。 -
2021.01.06活動レポート
「人と環境にやさしい交通を目指す全国大会」in滋賀 第2回打合せ
開催日:2021年1月6日(水)13:30~15:00
場 所:Zoom利用のオンライン開催
参加者:13名
内 容:大会テーマ、基調講演者、大会開催内容(研究発表、パネルディスカッション、交流会、エクスカーション)、実行委員会組織などについて意見交換を行いました。 -
2020.12.23活動レポート
「人と環境にやさしい交通を目指す全国大会」in滋賀 第1回打合せ
開催日:2020年12月23日(水)13:30~15:00
場 所:大津合同庁舎6A会議室
参加者:10名
内 容:開催日・開催方式・開催場所などについて打合せを行いました。 -
2020.12.17活動レポート
GPプラン滋賀2020年度訪問ヒアリング実施・ナイスハート物品購入制度2020年度訪問ヒアリング実施
開催日:2020年12月17日(木)
訪問先:栗東市の事業所1社・守山市の事業所1社
主 催:滋賀県・滋賀グリーン活動ネットワーク
出席者:滋賀グリーン活動ネットワーク事務局2名
内 容:GPプラン滋賀1-Aコースの事業所1社と、SGN会員事業所1社を訪問し、グリーン購入の取り組みの様子やキャンペーンの実施状況と、滋賀県ナイスハート物品購入制度について聞き取りをさせていただきました。社内にキャンペーンのポスターを掲示されたり、朝礼でグリーン購入の話題を取り上げるなど、積極的にグリーン活動に取り組んでいただいていました。 -
2020.12.16活動レポート
シリーズ「グリーンリカバリー」vol.3 ~プラスチックと資源循環から、びわ湖と私たちの暮らしを考える~
開催日:2020年12月16日(水)
場 所:Zoom利用のオンライン・セミナー
主 催:滋賀グリーン活動ネットワーク(SGN)
共 催:マザーレイクフォーラム
後 援:滋賀県・滋賀県地球温暖化防止活動推進センター
企 画:SGN ゼロエミッション研究会
参加者:65名(定員50名)
内 容:
トークセッションⅠ「プラスチックと資源循環」
・講演「ライフサイクル思考で見るプラスチック資源循環」
東京大学大学院 工学系研究科 講師 中谷 隼氏
トークセッションⅡ「プラスチックとびわ湖と私たち」
・報告「いま琵琶湖で何が起こっているのか? その1」
滋賀県立大学廃棄物バスターズ 代表 杉江 太一氏
・報告「いま琵琶湖で何が起こっているのか? その2」
琵琶湖環境科学研究センター 専門研究員 佐藤 祐一氏
・ディスカッション
中谷 隼氏
杉江 太一氏
コーディネーター:佐藤 祐一氏
総合司会:ゼロエミッション研究会 岡田 佳美氏(コクヨ工業滋賀)
中谷氏からは、脱プラスチックの動きが活性化している中で、ペットボトルと缶のリサイクル率や生成過程でのCO2排出量の比較、マイバックとレジ袋の環境負荷の比較、海洋プラスチック問題に対する焼却処分問題への提言など、脱プラスチックについて様々な視点から比較、評価、考察する必要性について講演いただきました。杉江氏からは、自身が取り組まれている琵琶湖の清掃活動についてご紹介いただき、その中で参加者にゴミの実態を知ってもらい、取組みの大切さを多くの人に認知してもらうことがゴミの削減につながるとのご報告をいただきました。佐藤氏からは琵琶湖の透明度は上がっているが漁獲量は落ちていること、全層循環が2年連続でおこっていないことなど、琵琶湖の環境をご説明いただき、プラスチックゴミがなぜ問題になるかを分かりやすく図解していただきました。セミナーの最後に、参加者全員が「びわことのやくそく」を紙に掲げ、画面上ではありますがそれぞれの思いを共有しました。
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2020.12.11活動レポート
GPプラン滋賀 2020年度訪問ヒアリング実施
開催日:2020年12月11日(金)
訪問先:彦根市の事業所2社
主 催:滋賀県・滋賀グリーン活動ネットワーク
出席者:滋賀グリーン活動ネットワーク事務局2名
内 容:GPプラン滋賀1-A・1-Bコースの事業所2社を訪問し、グリーン購入の取り組みの様子やキャンペーンの実施状況と滋賀県ナイスハート物品購入制度について聞き取りをさせていただきました。商品販売時に詰め替え商品を積極的に勧める、グリーン購入+エシカルキャンペーンのチラシを顧客に配布するなど、2社ともに事業所全体でグリーン購入の推進にご協力いただいていました。 -
2020.12.11活動レポート
滋賀県立大学学生発のラジオ番組「ちかくdeと〜くでSDGs」 にゲスト出演
開催日:2020年12月11日(金)12:30~13:00
場 所:滋賀県立大学 交流センター
実施者:滋賀県立大学(エフエムひこね協力)
参加者:SGN事務局より1名
内 容:滋賀県立大学の授業の一環として、学生さんが企画・制作・放送を行うラジオ番組にゲスト出演させていただきました。30分という限られた時間でしたが、SGNの活動紹介やグリーン購入とSDGsとのつながりなど、グリーン購入とSGDsを身近に感じていただける内容を、パーソナリティをつとめる学生さんとともに語り合いました。
当日の放送は携帯アプリstand.fmでいつでも聞いていただくことができます。 -
2020.12.09活動レポート
会員講師派遣 滋賀県立大学 ベストハウスネクスト吉本智氏・近江園田ふぁーむ園田耕一氏
開催日:2020年12月9日(水)
場 所:滋賀県立大学
派遣講師:ベストハウスネクスト株式会社 代表取締役 吉本智さん
株式会社近江園田ふぁーむ 取締役会長 園田耕一さん
内 容:滋賀県立大学「環境経営学」(高橋卓也教授・SGN副会長)の主として環境政策・計画学科の2回生約40名に対して2名の講師を派遣しました。
【講師のコメント】
「工務店の仕事とミッション」それとライフワークである「木質バイオマス」の取り組みを30分お話させて頂きました。どんな業種でも基本は「困っている人やコトを解決する」のが「お仕事」でそれによって「対価」を得ています。その「困っている」ことが工務店の場合、「壁に穴が空いた」や「雨漏りがしている」「鍵が壊れた」など住まいや暮らしに関係すること。しかし目線を変えると、「職人不足」「近くにある山の木が使われない」「山と地域経済の循環」「エネルギーとして木の活用」など隠れた問題があるということ知ってもらい、それらを「対価」を得ながら解決するにはどうしたらいいのか?もっと機会があれば大学生の皆さんと議論してみたいと思いました。(ベストハウスネクスト(株) 吉本智)
39年前の就農時から、お客様に「一つ上のご満足を届ける」という信念の元、稲わら、モミガラ、ヌカ、採卵鶏の糞等の有機資材を投入した「生きた土」にこだわって米づくりを続けてきたこと、企業等との連携により食品ロス削減に貢献してきたこと、小中学校の農業体験学習も行っていること等をお話ししました。食品ロス削減では、企業の社員食堂の食品残渣を堆肥化された物を肥料に使い、できた米を社員食堂で使っていただくリサイクルループの取り組みを行っています。講義当日は、この取り組みを共に進めてきた、日本食品リサイクルネットワークの吉田さん、前出産業の樋上さんも応援に来てくれました。終了後、熱心な女子学生から土づくりに関する質問をいただき、数十分も議論したことも良い経験になりました。ありがとうございました。((株)近江園田ふぁーむ 園田耕一)
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2020.12.05活動レポート
大津・SDGs子ども絵画コンクール2020 表彰式出席
開催日:2020年12月5日(土)
場 所:スカイプラザ浜大津 7階
主 催:大津市市民活動センター
協 賛:滋賀グリーン活動ネットワーク
出席者:秋山道雄会長
内 容:10月20日に審査した大賞1点と協賛企業2社で1作品に授与する特別賞5点の表彰式に出席しました。 -
2020.12.05活動レポート
草津市地球冷やしたい推進フェア 出展協力
開催日:2020年12月5日(土)
場 所:イオンモール草津 1階セントラルコート(草津市)
主 催:草津市
参加者:149名(会場におけるキャンペーン参加宣言者)
内 容:草津市主催の「草津市地球冷やしたい推進フェア」に出展協力しました。グリーン購入・エシカル消費・SDGsに関する啓発パネルの展示をとともに、「グリーン購入+エシカルキャンペーン」参加宣言の呼びかけも行いました。会場のクイズラリーに参加されている方のほとんどがSGNのブースにもお立ち寄りいただき、家族連れを含む多くの方に参加宣言をしていただきました。 -
2020.12.01活動レポート
GPプラン滋賀2020年度ヒアリング実施・ナイスハート物品購入制度2020年度訪問ヒアリング実施
開催日:2020年12月1日(火)
訪問先:長浜市の事業所2社
主 催:滋賀県・滋賀グリーン活動ネットワーク
出席者:滋賀グリーン活動ネットワーク事務局2名
内 容:1-Bコースの事業所2社を訪問し、グリーン購入の取り組みの様子やキャンペーンの実施状況等について聞き取りをさせていただきました。取引先にグリーン商品を勧める、キャンペーンのチラシは従業員全体で回覧するなど、2社ともに事業所全体でグリーン購入の推進にご協力いただいていました。 -
2020.12.01活動レポート
環境省「地域循環共生圏カフェ」参加
開催日:2020年12月1日(火)
場 所:長浜市役所 多目的ホール
主 催:環境省「きんき環境館」・近畿地方環境事務所
参加者:約20名(SGN事務局より2名参加)
内 容:
・講演「自然と共生する地域づくりデザイン」
滋賀県立大学 地域共生センター 准教授 鵜飼修氏
・コメント 森を生かす ながはま森林マッチングセンター 橋本勘氏
・コメント 里を生かす ライダーハウス日本何周 乾文久氏
・コメント 湖を生かす 湖北野鳥センター 植田潤氏
・交流タイム
県立大鵜飼先生からの紹介を受け、環境省が第五次環境基本計画に目指すべき社会像として掲げる「地域循環共生圏」の理念を地域に落とし込むためのワークショップセミナーに参加しました。自然環境と共生するためにも、地域において地域の人々の手により地域資源を生かした暮らし方を進めることが大切だというお話がありました。続いて、鵜飼先生のお話しを受けたコメントとして、橋本氏・乾氏・植田氏より各自が取り組まれている活動の紹介がありました。交流タイムでは、予め個々に「自分の地域の好きなところ」「未来に、それがどうなっていてほしいか」を色紙に書き出した後、知らない者同士が二人一組となりカードを見せながら自己紹介し合うワークショップを行いました。その後、「話し合った結果、何をすれば『良いところ』を残せるか」を書き出し、カードを並べて共有しました。「地域づくり」というテーマに沿って他の参加者と交流し、全員の感想を共有することができました。 -
2020.11.25活動レポート
会員講師派遣 滋賀県立大学 日立建機ティエラ牛谷健司氏・ダイフク三好順子氏
開催日:2020年11月25日(水)
場 所:滋賀県立大学
派遣講師:株式会社日立建機ティエラ 総務部環境・安全グループ 牛谷健司さん
株式会社ダイフク サステナビリティ推進部 環境品質G 三好順子さん(オンライン講義)
内 容:滋賀県立大学「環境経営学」(高橋卓也教授・SGN副会長)の主として環境政策・計画学科の2回生約40名に対して2名の講師を派遣しました。【講師のコメント】
「環境と健康増進のコラボレーション活動」と称し、健康にもつながるエコ通勤活動、滋賀県という立地条件の中での外来魚駆除や魚のゆりかご水田への参画イベントは自然との共生というSDGsの課題にもつながっていることを説明しました。企業活動を拡げていく過程では、育てていたビオトープを駐車場に置き換えなければならない事情についても説明、後日学生から、緑地を残して立体駐車場にするなどの代案はなかったか等のご意見もいただきました。特にバリューチェーン全体でのCO₂の削減を進めるには、化石燃料を使わない製品の開発とそのエネルギーも火力発電に頼らないグリーンエネルギーへの変更が社会の課題となってきている点については学生さんからも共感を得られたと思います。((株)日立建機ティエラ 牛谷健司)
2011年に策定した『ダイフク環境ビジョン2020』の達成に向けた3つの重点対策「環境配慮活動の推進」「環境配慮製品・サービスの拡充」「環境経営基盤の強化」の取り組みについて説明いたしました。
事業活動に直接関わる環境負荷低減活動以外に、滋賀県で絶滅が危惧されているヤマトサンショウウオの保全や従業員向け環境プログラム『エコアクション制度』といったダイフク独自の活動、SGNを含む外部団体と連携した生物多様性保全活動の事例も紹介いたしました。
当日は、オンラインによる講義で、学生の皆さんの雰囲気や反応が分からなかったのが少し残念でしたが、当社の取り組みを知っていただく機会をいただき、また私にとっても貴重な経験となりました。ありがとうございました。((株)ダイフク 三好順子)